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2013年 05月 28日
親知らずの切開同様ネット上では書き尽くされた感もありますものの、手術が終わってほっとしてるので書きます。
3ヶ月くらい前にものもらいになってから痛くも痒くもなくなり、一旦治ったかと思って安心してたら瞼のしこりが段々大きくなって目立ってきた。この段階でググったら完全にこれはもう「霰粒腫」というものらしい。文字変換してもそのまま出てくるし、検索窓でも「さんりゅう…」までいれるとちゃんと予測が出るくからメジャーなものなんだろうけど私は知りませんでした。 調べてみると、どうやらこれは自然治癒は難しいらしく、放っておいても治らないみたいなのでまずは前にもかかった事のある近くの病院へ行ったところ、ここでは「放っておいても治るから」と言われ目薬をもらって終わり。数日後別の病院では「このくらい(の大きさ)であればまずは目薬と軟膏で様子を見てみましょう」との提案。2週間しても症状に変化はなく、この時期になると気になって仕方がない。痛くも痒くもなくて何かここからしこりが小さくなるような気はしないんである。鏡を見る度にプチ鬱・・・。 どこか地元で「霰粒腫」に詳しい眼科はないものかと必死に「霰粒腫 切開 仙台」と検索してみても、私の住む仙台ではここという眼科は出てきませんで、一応一件づつ眼科検索して診療項目に霰粒腫と書かれているところを見つけたのでダメ押しでもう一軒チャレンジ。検査後言われた事は直近で行った眼科と同じで貰った目薬まで一緒。既にマニュアル化されている感も否めない・・・。 お医者さん曰く「まぁ、悪いものでないので放っておいても全く問題ありませんよ。小豆大にくらいになったら切るのを考えても良のでは」との意見。ウ~ン、仕事上人に会うので、この微妙な大きさって自分としては気になるんだが・・・。そして「切るとなると術後1ヶ月間はお酒も飲めません」って。オイオイ晩酌楽しみで生きてるのに1ヶ月禁酒はないでしょ。だいたい全身麻酔だって1ヶ月酒飲めないなんてあり得んよ(^^; 切りたくないオーラ全開である。 この3軒の眼科に行って感じたのは、あまり積極的に切りたがらないという事。何故なんだろう・・・? リスクの大きい危険な手術なんだろうか? 結局、ネット上で切開についての眼科の情報は非常に乏しく、あるのは手術の体験談。これは結構ありました。しかしながら書かれている事はかなり痛いという事で、これにはかなりビビりましたし、検索中には手術の動画も見てしまっているため、もう顔に縦て線状態。ネットはいろいろ調べる事ができて便利な反面こういう動画ってある意味逆効果でもありますね(^^; これはもう病院選ばないと大変な事になりそうで非常に悩みました。ネットでは結構専門にやっていそうな横浜の病院も見つけて、即日手術もやっているみたいで日帰りも可能なので本気で考えましたが、やはり交通費もばかにならないので断念。 で、最終的に行った眼科は出張先の盛岡の病院。HPには24年度霰粒腫の手術実績(霰粒腫摘出手術)は90件とあったので、週1~2人はやっている計算。結構いらっしゃるんですね、霰粒腫になる人・・・。こんだけ数こなしてたら慣れてるかも! 早速夕方仕事の合間に寄って窓口で聞いてみたところ即日の手術もできますとの事。この即日というのは重要な部分でして、手術の覚悟ができたら極力すぐにやってもらいたいわけです。 この段階で地元戻ってまた総合病院行って予約したりするのはもう嫌だし、普通の開業医でもスタッフが少ないので予約が必要なとこが多く、やはり「即日」は患者にとってありがたい。 本来であれば、ものもらいのちょっと酷くなった程度で麻酔して切るっつーのは大袈裟で「なんでこんなもんで手術なんかしなきゃなんないのよ」って思ってはいたものの瞼の醜いイボをなくすには切るしかないわけで、悩んだ末覚悟ができてこれを受け入れるのには結局数か月かかりました。 では手術の体験談にいきます。 朝一で受付。患者さんはたくさんいらっしゃって混んではいるもののスタッフの方が多く、そう待たされずに検査です。先生曰く「これは切んないとダメだなぁ・・・。」とキッパリ。今までの病院とは見解が違って心強いお言葉です(^^) 今までの経緯を話したら「何で切らないのかなぁ…?」と。もし切るのであれば術後の検査で明日きてもらったほうが良いという事だったが出張なのですぐ明日は来れない旨話すと「地元でもう一回眼科行ったら切ってもらえるんじゃないの?」と先生・・・。また予約とか嫌だし、もう覚悟もできててモジモジしてたら察していただき「じゃあ、やってきましょうか」との事。よっしゃ、やっとしこりとお別れできる。 多くの体験談にあるのは、まず麻酔の注射はかなり痛いという話。この麻酔の注射だけ我慢すれば何とかなりそうなので「かなり痛い注射を我慢する覚悟」をしました。手術の流れとしては、眼の洗浄→点眼麻酔→患部消毒→注射麻酔→切開で所要時間は全部で30分もかからず、切開自体は手際良く5分もかかりませんでした。 まず最初の目の洗浄ですが、目の下にうがい受けのような容器をあてがい、洗浄液を結構大量にかけます。これが結構沁みて、結局一番辛かったのがコレです。注射麻酔は点眼麻酔が効いていたためか覚悟していたほどの痛みではなく、献血時のチクぅ~という感じで拍子抜けです。 5分ほど待って麻酔が効いてきたところで切開。触っている感じは何となく分かりますが完全に麻酔が効いてて無痛です。「おぉ~出るでる」と言って何度か掻き出しているようで、あっという間に終了。またまた拍子抜けでした。 切ったのは一般的によくある瞼の裏側ではなく表からでした。症状から判断して表からのほうがきれいに取れるらしく、表だと縫うのかなと思ったら僅かしか切らないようで縫わなくても大丈夫なレベル。そしてここでは眼帯も推奨していないとの事でした。片目だと危険だし眼帯つけっ放しにしておくと不潔になる事もあるので、そのままで大丈夫ですとのお話しでした。 術後の腫れは「試合後のボクサー」的なものを想像していたのですが、瞼がほんのちょっと腫れてる程度でそののまま人と会っても、多分話さなければ分かりません。 と言う訳で無事終わり今は痛みもなくホっとしています。結局ネット見て非常にビビッていましたが、病院・先生によるというのが結論。書込みの中には「出産に次いで痛かった」とか「この手術だけは二度とやりたくない」というのもあって私の感覚との隔たりは、やはり病院選びなんだと思います。ある程度実績ないと「痛い目」見る可能性もあるし、病院選びって大切なんだと感じました。 ちなみに今回の治療費ですが、ネット上では3割の保険適用で5千円前後というのが多かったのですが、こちらでは「¥2,730-」安うっ・・・! ホント良い病院に当たって感謝しています。病院は盛岡市の谷藤眼科医院さん。女医さんで、診療の合間の時間で手早く切開していただきました(^^)
by tbl410
| 2013-05-28 18:19
| その他日記
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Comments(5)
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at 2013-10-31 17:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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bl410
at 2013-10-31 18:23
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このブログにコメントいただいた佐藤様へ。すいません、操作手違いでコメントを消してしまいました。承認制にしていてコメントを返事を非公開にしたりするのに戸惑い操作を誤りました。上記のコメントは眼科名を記入しているので非公開にしておりますが佐藤様のコメントに対して書いてるので通常であれば読めると思うのですが、元の書込みを消してしまったので読めませんでしょうか? コメントの仕組みあまり理解していなくて申し訳ありません。もし読めない場合は再度コメントいただければ折り返しまたコメント入れますので宜しくお願いします。お手数おかけして申し訳ございません。
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もぐ
at 2013-12-26 00:09
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自分も同じ様な事になってたので、思わずコメント失礼します。
仙台に来て数年ぶりぐらいに瞼が腫れ、主さんの画像と全く同じで、同じように眼科に行っても、むしろ切開して早く楽にして欲しいのに確かに切ってくれないというか…しぶりますよね(苦笑)今3件目で、紹介で行ったところなのに結局様子見になってます(~_~;) 出来れば主さんの様に良いところに巡り合いたいですが…仙台では難しいんですかねぇ;状況がにてたので思わずコメントしてしまいました。
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tbl410 at 2013-12-26 08:46
コメント有難うございます。心中お察し致します。私も病院3か所行ってもらち開かないので仙台はあきらめました。私の場合はあちこち出張行くので眼科の選択肢もありましたが、様子見ても治まらないようであれば再度相談して切ってもらうよう申し出たほうがよろしいかと思います。こういう状態で過ごすって精神的にも辛いですもんね.何卒お大事に。
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tbl410 at 2015-09-21 13:37
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