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2007年 05月 10日
トヨタが07年3月期の決算で営業利益2兆円突破との発表。
売上げじゃなくで営業利益ですよ~(汗) 売上げはというと約24兆億円、円単位で表すと数字はこうです。 うりあげ 23,948,000,000,000 えーぎょーりえき 2,238,600,000,000 百万単位でもパっと読めないよ~、コレ(^^; 多くの企業の決算発表は大体百万単位で表示されており、百億単位までならすぐ読めるのだが「兆」になってくると見慣れていないので百万単位でもいちいち数えてしまう。 しかし多くの中小企業が売上げ・利益に四苦八苦している中、勝ち組企業は文字通り桁が違いますね~。 海外での販売が好調だった他、円安の影響もありこの数字をたたき出したようです。 ただ国内では、大衆車がカローラではなくヴィッツ等の小型車にシフトし、セリカなどスポーツカーは廃止、買い替えのサイクルも5年ではなく長期化しており、日本での需要はあまり見込めないのでこれから先やはり中国も含めた海外が柱となっていくのでしょうか・・・。 今の日本の消費動向は、どちらかと言えば車より薄型TV等のデジタル家電優先で、若い人は携帯とかにお金がかかっていて、あまり車には興味なくなってきたという話もチラホラと聞こえてきます。クルマをステータスシンボルとして持つ人の割合は減り、あくまで移動手段として考えている人も多くなったのでしょうね。 この決算発表でトヨタ自体も将来を楽観視しているわけではなく、原油価格の高騰や素材の値上げ、また国内の消費動向も視野に入れていろいろ考えていると思います。 トヨタの前の社長だったか、数年前の入社式の訓辞で「トヨタに入ったからと言って安心しないでほしい」という事を言った記憶があります。 これは企業が安定しているからと言ってウカウカとしていると、すぐに追い越されてしまうので「そういう意識を持って常に攻撃の姿勢でいてください」という事を言ったのですが正にその通り。 以前、松下が他社が平面ブラウン管を開発・投入していた時に自社のシェアにあぐらをかいて、新製品の開発が疎かになりテレビの売上げを大幅に落としました。その後その反省を基に社長が強いリーダーシップを取って今のDVDレコーダーの売りに繋がっています。 次にこの時期平面ブラウン管で先陣を切ったソニーはと言うと、トリニトロンブラウン管にあぐらをかいて薄型テレビの開発に出遅れました。この様に大企業と言えども、ちょっと気を抜いてると、あっという間にライバル他社にやられてしまいます。 こういう会社の雰囲気の時、強いリーダーシップで舵取りをする社長の役割ってやはり大きいと感じました。 ウチの会社は零細企業だが、5年先10年先大丈夫だろうか・・・。 ガンバらねば!
by tbl410
| 2007-05-10 20:37
| finance
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Comments(2)
Commented
by
シホ
at 2007-05-11 08:29
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私も今トヨタ車を使っています。父が使っていた車なので おっさんテイスト満載な感じの車ですが 燃費がいいし運転もし易くて 外観以外は気に入ってますw 会社にしても学校、家庭でも リーダーによって 良くも悪くもなりますよね・・・・それにしても 凄いですね トヨタ!
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Commented
by
sato
at 2007-05-11 19:04
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私も、会社の車も自家用車もトヨタです。前の会社の車なんか27万km乗りましたけど、マフラー何度が錆びて落としたくらいで、エンジントラブルは皆無でしたね。世界に誇れる車だと思います(^^)
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